【司書が選んだおすすめの本#002】歳をとったらこうなりたい!共感度100%?!「マダムたちのルームシェア」

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図書館の仕事を生業としている娘。数ヶ月に一度100冊以上の本を選書します。
そんな娘になんか面白い本ないか?と無茶振りをするのですが、そんな司書が選んだ本シリーズ第二回目。

女性の生き方って100人いたら100通り。
自分が歳をとって一人になった時、どうやって生きているんだろう?って思うことありませんか?
一人は寂しいな〜、不安だな〜って思った方に読んでもらいたい本を選んでみました。
今回は1冊だけのご紹介。
では、早速
⸜( •⌄• )⸝

目次

作品について

今回はこちら
「マダムたちのルームシェア」をご紹介。
3人のマダムたちが1つ屋根の下で暮らしてる日常を、洗練されたイラストで綴ったショート漫画です。

この漫画の魅力はなんといっても違う性格、違う生き方をしてきた3人が紡ぐ優しいストーリー。
なにげない日常が優しさに溢れています。
でも、なんかコミカル。ちょっとズレてて笑える要素も入ってます。

写真は3巻の表紙。
この巻には沙苗さんの過去も明かされた内容になっており、読後感がとてもいい。
3人の性格がなんとなくわかってしまう表紙も明るい色で描かれています。

登場人物

登場人物は3人。
キャリアウーマンに見える沙苗さん
男まさりに見える栞さん
物静かな春子さん。(何故か春子さんだけ見えるではない。笑)
表紙を見ただけで、どのイラストが誰かわかるかも!
(ちなみに左側、飲み物を持った女性が春子さん。その横、黒髪の女性が栞さん。一番右側が沙苗さんです)
昔からの友人だった3人。いったんは離れ、それぞれの違う道を生きてきた3人がひょんな拍子で一緒に暮らすことに。
本の裏表紙には簡潔に本の内容が記載されています。

お部屋でハワイごっこ
話題の映画を見て、踊って、、、と
たったこれだけのことなのに、読むと微笑ましくなってくる不思議な本です。
(笑´w`)

無料で読める!?

元々はInstagramで発信していたものを本にまとめたものなので、インスタから無料で読むことができます。
いや〜、凄い世の中になりました〜。
X(旧Twitter)で新刊の情報発信、YouTubeでは声が入ったマンガ動画を見ることができるのも、現代ならでは。
あれこれとここに書くよりも百聞は一見にしかず。
SNSを覗いてみてください。

むすめ

あ〜
手抜きしてる〜

わたし

いやいや、手抜きじゃないって。
実際に見てもらって、感じとってもらったほうがいいのよ〜

もっぱらアナログ派の昭和生まれ。
本のいいところはまとめて読むことができること。
巻末におまけの漫画が載っていること。
など、紙媒体ならではの良さもあります。

作者について

作者は「seko koseko」さん。
企業向けのポスターや雑誌にイラストを描かれている、フリーのイラストライターさんです。

seko kosekoさんのHPを覗いてみると可愛いイラストがいっぱい。
少ない色数でもとってもオシャレに見えるのは何故なんでしょうか?
淡い色合いと、少ない線で描かれるイラストはとても個性的で、魅力的!
そんな魅力的な絵がぎっしり詰まった漫画だから、そりゃ素敵な本にならない訳がない。

ワーカープラスという、Webニュースメディアに掲載されていたseko kosekoさんのインタビューの言葉に、この本に込められたメッセージが詰まっているなと感じたので一部をご紹介。

sekoさんのイラストには、変わらず「もっと自由に」という願いと、「イラストを見た人には、明るい気持ちになってほしい」という想いが込められている。象徴的ともいえる作品が、より多くの人に知られるきっかけとなった「マダム」シリーズだ。「私もそうですが、歳をとることへの不安だったり暗いイメージがある人もいるかと思います。そういったシニアへのネガティブなイメージを払拭したくて、『歳をとっても自由でいいんだ』という明るい未来への願いを込めて描いたシリーズです」

ウォーカープラスhttps://www.walkerplus.com/article/1028040/(取材・文=大西健斗)より一部を抜粋

そう!歳をとっても自由でいい。
むしろ、歳を取れば取るほど、自由になれる!

そう思わせてくれる、優しいメッセージ。
素敵なイラストを描く作家さんは、絵に込められたメッセージも素敵✨です。

このインタビュー記事に掲載されている、スケボーをしている3人のイラストがまた秀逸なんだな〜。
(>ω<)クウ〜〜

まとめ

歳をとって家族や愛する人がいなくなってしまったらどうしよう。
一人になってしまったら、ちゃんと生きていけるんだろうか。
経済的不安や精神的な不安が襲ってくる時があると思います。

もうダメかも。
と、思っていた時に支えてくれるのは、もしかしたら昔からの友人かもしれません。

そして、歳を取れば取るほど
疲れが取れない。
体力がなくなってきた。
老眼で文字が見えずらい、白髪が出てきた。
など、できないことが一つづつ増えてきます。
わたしの周りでもそんな嘆きの声を発する友人が増えてきました。

この本を読むと
歳を取るのは怖くない、むしろ自由になれるんだ!

そんな気持ちにさせてくれる
シニア世代も、そうではない若い世代にもオススメの本です。

ここまで読んでいただき、ありがとうございます。
お役に立てたり、ほっこりしていただけたら嬉しいです。
⁽⁽ ⸜( ˙꒳ ˙ )⸝ ⁾⁾

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