「マクロビの料理教室があるから行ってみない?」
いつも元気な友人から誘われた料理教室。
マクロビと聞いて、エアロビとなにが違うんだろうぐらい?の知識しかもたないわたしが「マクロビオティック料理レッスン」なるものに行ってきました。
プロが教えてくれたレシピや手順などをわかりやすくまとめてみました。
身体に優しいマクロビオテック料理に興味がある方、ぜひ最後まで読んでいってください。
ヽ(。・ω・。)ノ
マクロビオティックについて
料理レッスンのチラシです。
このチラシの中で、マクロビオティックを下記の通りに説明していました。
穀物や野菜など日本の伝統食をベースとした食事法のこと。
マクロビオティック料理レッスンのチラシより
「MACRO(大いなる)」
「BIO(生命)」
「TIQUE(術)」という、3つの意味からなっています。
また、陰陽論を交えた食事法であるため、先生はレッスンの中で食材の陰陽について、何度も説明されていました。
※陰陽論はブログの最後に少し説明しています。
使ってる食材はすべてオーガニック。
調味料も見たことがないものばかり!
とっても勉強になりました。
メニュー
今回はなんと6品目も作る盛り沢山メニュー。さて時間内に出来るのか。
- 玄米ごはん
- 豆腐ナゲット
- ピーマンの肉(ベジ)詰め
- ズッキーニと彩り野菜トマト煮
- キャロット&ナッツサラダ
- グリーンポタージュ(スープ)
材料
無農薬の野菜だったり、小麦や大豆で作ったひき肉だったり、オーガニックトマトだったり。
近所のディスカウントストアーを、「うちの冷蔵庫」と呼んでる我が家では、見たことがない身体に良さそうな食材ばかりで、これまたテンションが上がります!
料理レッスンの参加者は女性7名、男性1名の計8名。
一つひとつの工程を分担しながら、先生の指示通り、手際良く作っていきます。
みなさん手際が良くて早か〜〜。
作り方
1.玄米ごはん
材料 | 分量 |
---|---|
玄米 | 3合 |
水 | 玄米の1.5倍(約810ml) |
塩 | 3つまみ |
玄米を洗って浸水後、今回は普通の鍋で炊きます。
- 玄米を優しく洗い、浸水させる。
- 水切りをして鍋に移し、水を入れて火にかける。
- 弱火で10分、その後強火にして蒸気があがったら、1〜2分後弱火にして30分炊く。
強火にして蒸気が上がったら、サッとふきんを被せてから弱火でコトコト。
2.豆腐ナゲット
材料 | 分量 |
---|---|
豆腐 | 100g(水切りしておく) |
おから | 200g (おからパウダーで代用OK。その場合は、大さじ6) |
玉ねぎ | 1/2個(粗みじん切り) |
片栗粉 | 大さじ3 |
塩こしょう | 少々 |
カレーパウダー | 少々(お好みで・カレーペーストでもOK) |
菜種油 | 揚げる用として使用 |
作り方
- 水切りした豆腐を潰し、おから、片栗粉、玉ねぎ、塩こしょう、カレーパウダーを混ぜる。
- 成形して菜種油で揚げる。
- お好みでケチャップや塩胡椒でいただく。
タネは柔らかいので形崩しやすいです!少ない油で焼き揚げる感じで優しく扱いましょう!
カレーペーストを使って味変がオススメ!
写真のカレーペーストはスパイスが効いていて、これだけでご飯食べられそう!
今回は、タネの半分を塩こしょう、残り半分をカレーペーストを混ぜて揚げました。
3.ピーマンの肉(ベジ)詰め
材料 | 分量 |
---|---|
ピーマン | 4個 |
グルテンミート | 1/2缶 |
じゃがいも | 大1個 |
玉ねぎ | 1/2個 |
パプリカ | 1/4個 |
醤油 | 小さじ1 |
塩こしょう | 少々 |
片栗粉 | 適量 |
パン粉 | 適量 |
オリーブオイルか菜種油 | 少々 |
作り方
- ピーマンは縦半分に切ってヘタと種を取る。
- みじん切りにした玉ねぎと、さいの目切りにしたパプリカを炒める。
じゃがいもは乱切りにして蒸して潰す。 - グルテンミートを(2)に加え、醤油、塩こしょうで味付けする。
- ピーマンの内側に片栗粉をまぶして詰める。 その上にパン粉とオイルをかける。
- フライパンの上にクッキングシートを敷いてピーマンを並べ蓋をして焼く。
ピーマンにベジを詰めたら、その上にパラパラとパン粉を散らし、スプーンを使ってオリーブオイルを少し垂らす感じでかけておくと、焼いた時カリっと見栄えも良くなります。
それにしても醤油にもオーガニックのものがあるなんて知らなかった〜
料理教室に行くと、知らないことがたくさんあって面白い!
4.ズッキーニと彩り野菜のトマト煮
材料 | 分量 |
---|---|
玉ねぎ | 1個 |
ズッキーニ | 1本 |
パプリカ | 1/2個 |
トマト | 大1個 |
ひよこ豆 | 1袋 |
トマト缶 | 1/2缶 |
オリーブオイル | 適量 |
塩・こしょう | 適量 |
バジル | 少々 |
作り方
- 玉ねぎは回し切り、ズッキーニは半月切りにする。
- パプリカとトマトは食べやすい大きさに切り、順に塩を振りながら炒める。
- トマト缶、ひよこ豆を入れて煮たったら、15分弱火で煮る。
- 塩、こしょうで味付けし、バジルを散らす。
玉ねぎ、ズッキーニ、パプリカ、トマトは炒めながら、少しずつ塩をして味を整えていく。
ズッキーニはグリーン以外もあると見た目が華やかに(今回はイエローも使用)
玉ねぎの回し切りとは・・・半分に切った後、芯を上にして中央外側に向かって放射線状に切る感じ。
5.キャロット&ナッツサラダ
材料 | 分量 |
---|---|
にんじん | 1本 |
ひじき(戻したもの) | 15g |
くるみ | 15g |
米酢 | 小さじ2 |
オーガニックシュガー | 小さじ2 |
塩・こしょう | 適量 |
作り方
- にんじんは千切りにして、塩を少々ふり少し置いておく。
- 水で戻したひじきを軽くさっと炒める。
- くるみは刻んでおく。
- 鍋に米酢とオーガニックシュガーを入れて少し火にかけ(1)〜(3)を加えて和え、こしょうをふる。
にんじんはなるべく細く切る。
磯の香りを飛ばすため、ひじきはフライパンで軽くサッと炒める。
オーガニックシュガーがなければ、白く精製されたもの以外(きび砂糖など)を使ってみよう!
6.グリーンポタージュ(枝豆のスープ)
材料 | 分量 |
---|---|
枝豆 | 100g |
玉ねぎ(みじん切り) | 1/4個 |
水 | 200cc |
豆乳 | 400cc |
オーガニック白だし | 小さじ1/2 |
塩・こしょう | 少々 |
作り方
- 枝豆は茹でてザルにあげ、さやから出す。
- 玉ねぎはしんなりするまで炒める。
- (1)と(2)をフードプロセッサーでなめらかになるまで撹拌する。
- 鍋に移し、水と白出しを入れて火にかける。
- 温まったら、豆乳と塩・こしょうを入れて、弱火で数分火にかける。
白出しを入れると、味に深みが出るよ。
試食タイム!
6品、完成しました〜
至福のモグモグタイム!
いただきま〜す。
うまし。身体喜んでる感じがします。\(^▽^)/
カニの穴がかわいいよ〜
11時から調理を開始して、終了したのが13時。
お腹が空いてきた頃にちょうどよく調理が終わって◎
玄米ごはんの上にかかっているのは、先生自家製のしそふりかけ。
これがまた玄米ごはんに合って、美味くてご飯が進む、進む。
量が少ない様に見えますが、かなりお腹いっぱいになりました。
( ⑉¯ ꇴ ¯⑉ )ぐふ
マクロビオティック講師
講師の方のお名前は長島慶子さん。
福岡県北九州市でマクロビオティックスクール「アンシェリカ」を立ち上げて、マクロビオティックの普及のため、出張お料理教室や講演会など様々な活動をされているそうです。
料理を作るのと食べるのが忙しすぎて、先生とあまりお話ができる機会が少なかったのですが、とても気さくで、Zumba(ダンス)のインストラクターの経歴を持つ、アクティブな素敵な女性でした。
(⌒^⌒)b
レッスンを終えて
わたし自身は、菜食主義でも肉食主義でもどちらでもなく、バランス良くなんでも食べるのが、人間の身体として自然なのではないかと思ってます。
家族がいると嗜好がバラバラなので、なにを作っても文句を言われてしまいます。
上の子が好きなピーマンは、下の子が嫌いだったりしますが、嫌いなものも食卓に上がるので、家族のためにご飯を作ると必然的にバランス良く食べることになります。
今回、マクロビオティックという食事法で、野菜中心のメニューを作りながら、先生からたくさんのことを学びました。
食材には、陰性と陽性があり、土から上に向かって伸びる野菜は陰性で、身体をクールダウンさせる作用があること。
土から地中に向かって伸びる野菜は陽性で、身体を温める作用があること。(部位によって変わったりします)
その作用を活用して、夏は涼しく、冬は温かくバランスよく過ごすことが体にはとても大事なこと、などを知ることができて、とても有意義な時間が過ごせました。
料理レッスンのレポートは以上です。
お役に立てたり、ほっこりしてもらえたら嬉しいです。
\(^▽^)/
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